ふるよに二柱考察:刀鎌2.0

※この記事はシーズン7当時に書かれたものです。カード更新の影響で各カードの評価が7-2時点とは大きく異なっています。

 

今日はエイプリルフールですね。偽証と虚偽、どちらがお好みですか?

ところでウツロの強さの7割くらいは虚偽です。

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閑話休題

もはや刀鎌の人とプロフに書いてしまっているしゃぺろんです。記事から早くも2年ほど経ってたので更新記事を書きました。概要はこちらの記事をどうぞ。

hidluck.hatenablog.jp

構築:刀鎌スタンダード2.0

通常札:斬 一閃 柄打ち 居合 気迫 黒き波動 刈取り

切札:月影落 浦波嵐 虚偽

 

早速ですが、新しく(?)型を作りました。スタンダードの名のとおり、迷ったらこうしておけば間違いはありません。慣れてきたら底力、灰滅、圧気などを適宜差し替えるとよいでしょう。

 

マリガン:ボトムに居合があるとちょうどよいです。後手なら斬や刈取りを、伏せないで済む位置に置いておきましょう。

1巡目:先手なら3ターン目、後手なら2ターン目に波動だけ撃ちましょう。斬や刈取りも振れそうなら振ってよいですが、無理をすることではありません。居合を抱えて6枚再構成するとよいでしょう。

2巡目:流石に間合4は踏めてると思うので再構成後、居合から入りましょう。踏めていないなら宿し前進をしているだけで月影が早まります。

3巡目:月影を落としましょう。相手は死にます。対応2枚は片方だけを使う想定ですが、死ぬより安いので必要なら両方切りましょう。13フレアも一応不可能ではありません。

情報の更新など

魔食は弱い

あまりに身も蓋もない結論ですが弱いです。私はこれに気づくまで数年苦しみました。

知ってのとおり、魔食はフレアを空にすることで無効化できます。だから相手はフレアを差し出して切札を諦めるか、毎ターンのオーラダメージを受け入れるかの二択を迫られるというものでした。しかし簡単な解決策があったのです。

フレアの発生と魔食の発動には大きなタイムラグがあります。斬でできたフレアも、再構成のフレアも、相手のメインフェイズに使用することができます。つまり軽い切札で固め、自然発生したフレアを都度使っていくだけで、魔食は簡単に紙切れになってしまうのです。傾ききった天秤が機能することはもはやありません。

加えて4フレアはシンプルに重いのです。初手遺灰呪とも喧嘩をしますし、月影などの大型はもとより、虚偽が消えてしまう隙が非常に大きいです。4回は有効に使えないと元すら取れないのに、魔食を展開したおかげで殴り放題。おそらく余命が4ターンもありません。

同じように場作りをするミオビキ航路は2フレア。完全論破も2フレアになりましたし、ウパシトゥムなんかは0です。それくらいしてもいいと思いますよ私は。

灰塵はもはや機能していない

そもそも灰塵を参照するカードは円月、重圧、遺灰呪、終末の4枚。そのうち円月は元が弱い上にせいぜい最後にしか振らず、遺灰呪はオーラを2つも返却するので下手すれば弱化です。終末は再起させて使うにはあまりに重く、タイミングも相手も選びに選びます。

灰塵を達成して強いのは重圧のみで、それも非灰塵だと1:1交換にしかなりません。ダスト枯れ盤面で強いというのをさておくと、基本的には灰塵下で初めて使えるようになるカード、それも通常の攻撃と同程度の威力です。射程こそ問わないものの、間合操作ができないため受動的にしか活かされていません。

 

そんなわけで灰塵カードが全滅しました。つまり灰塵を考慮する必要は一切ないということです。自分で書いてて悲しくなりました。ちなみにこれが魔食の弱さに拍車をかけています。なにせ灰塵に入れるためのカードなのに灰塵が参照されないんですもの。

アグロ月影していい場面が結構ある

最近のメガミは通常札の打点が高い一方で月影落のような大型切札が少なく、大量のフレアを与えても死ににくくなりました。一方で間合操作に長けていたり、リソース破壊が巧妙だったりします。また終盤は月影を徹底的にケアする人が多いはずです。

なので、月影は早期に通してしまうのが最善である場合が結構あります。相手がフレアを使えば詰めを灰滅に頼ることもでき、ダスト0盤面用に重圧を採用していればいきなり畏縮が発生します。当然灰滅ケアをするなら死蔵されるだけなので無問題です。

ちなみにこの影響で初手遺灰呪や魔食の評価がさらに下がっています。もはや死体蹴りどころの話ではない。

ウツロいる?

ウツロにしかできないことはありますし、コンボやシナジーの効果は保証します。ただし現時点でオリジンメガミの地力としてはワースト候補筆頭なので、特に三拾一捨などにおいて無理におすすめはしません。

 

私はカード更新に期待しつつも握ります。